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コトノハナ

一つとして同じ意味の言葉はない

器用

用は「有用」の「用」。
「器用」とは「有用な器」を言う。
器というのは「アイツはリーダーの器ではない」というときのそれである。

筈(はず)

「~するはずだ」「~そんなはずはない」
ごくごく当たり前の日本語ながら、本当に意味することが分からない言葉の一つ。

「はず」を変換すると「筈」となる。ああ、なんとなく見たことがある漢字だ。しかし「筈」って一体何者なんだろう。他に「筈」という言葉を使う熟語が思い浮かばない。
まずは辞書的な意味から。

1,当然そうなるべき道理であることを示す。また、その確信をもっていることを示す。「君はそれを知っている―だ」「来ない―はない」
2,その予定であることを示す。「今日届く―になっている」
引用:「デジタル大辞泉

「~するはず」「~する手筈になっている」

で、「筈」とは一体何者なのかと言うと、どうやら弓矢に関する言葉らしい。なるほど、現代人には疎遠な響きのはずである。

1 弓の両端。弓弭(ゆはず)。
2 矢の端の、弓の弦につがえる切り込みのある部分。矢筈(やはず)。

矢筈がなければ、弓と矢がうまく咬み合わない。
噛み合わなければ、当然のことながら、矢が命中するはずがないということである。

ちなみに『やはり』という言葉は『矢張り』とも変換できるけれども、語源のほうはあまり定かではないみたい。

主作用

副作用があるのだから、その対義語は主作用に違いないが、副作用のほうが有名なのはなぜだろう。

この国には何でもある。本当に色々なものがあります。だが、希望だけがない。

希望の国エクソダス村上龍より

ひょっとこ

言わずと知れた日本版のピエロ。
なぜか屋台で売られている仮面のなかでも「お多福さん」と並んで古株、という風情が漂う。

あんなふざけた顔をした仮面がどうしてどこの祭りでも売っているものかと、子供のころから訝しんでいたが、どうやら「火男(ひおとこ)」がその名の由来らしい。
あのへんてこな口の形、できの悪いウィンク(?)は窯に息を吹き込んでいる様子らしい。

なぜ、あのお面が日本の伝統的パーソナリティとして出張っているのかは、まだ私には分からない。

読み方はかんぬき。
扉をつっかえさせる横木のこと。
なるほど、いわれてみれば確かにみた目通りといった漢字である。