コトノハナ

言葉/コロケーションを無雑作に蒐集するブログ。

小説

膨らむカーテン

風の間接的な表現。そのカーテンの色はきっとベージュで、少女は手で頬をつきながらアンニュイな表情をしている。

無意味さが瑞々しい

無意味だからこその紐帯としての物語、人は無意味に耐えられない

リアリティの皮

穂村弘さんの表現。薄くて剥がれやすくて、向こうの色は少しだけ此岸よりもグロテスク

ひとつだけひかる

特別な人にばかり意識が向いてしまう。ミスディレクション・オーバーフロー

甘く見ていた

好きになってしまって、くやしい。みたいな物語が聞こえます

それなのに雨

雨に当たる自分によって、自分と世界の境界線を知る感覚

あの人のつま先

誰かのつま先に物語を見てしまうほど、その人のことがきになっているのか。