小説
風の間接的な表現。そのカーテンの色はきっとベージュで、少女は手で頬をつきながらアンニュイな表情をしている。
無意味だからこその紐帯としての物語、人は無意味に耐えられない
穂村弘さんの表現。薄くて剥がれやすくて、向こうの色は少しだけ此岸よりもグロテスク
特別な人にばかり意識が向いてしまう。ミスディレクション・オーバーフロー
好きになってしまって、くやしい。みたいな物語が聞こえます
雨に当たる自分によって、自分と世界の境界線を知る感覚
誰かのつま先に物語を見てしまうほど、その人のことがきになっているのか。