コトノハナ

言葉/コロケーションを無雑作に蒐集するブログ。

比喩

他人に花をもたせよう、じぶんに花の香りが残る

斎藤茂太さんの言葉。 きれいな言葉の組み合わせのくせして、なんとなくイメージが悪い言葉。その価値を反転させるような素敵な概念。 花の香りは贈与の「対価」としてはあまりにもささやかだけど、香りの記憶は強く刻まれ、人生を彩ってくれる。のかもしれ…

未来は、選ばなかった過去たちによって作られている

ふと思いついたフレーズをメモ。 あたりまえ体操なんだけど、なんだか大切なことな気がした。 あなたはあなたの食べたものからできている的な。

歯を磨くように仕事する

メンタリストDaiGOさんがよく話す喩え。 「ウィルパワー(意志力)」は有限なので、嫌なことがあったり、我慢したりするとどんどん消耗してってしまう。 ウィルパワーが落ちた後取れる戦略は大別すると、 ①ウィルパワーを回復するか ②ウィルパワーを使わない…

これはもしや挑戦状なのか

北大路公子さんの「苦手図鑑」よりなにかにむかっ腹がたったときに、ちょっとしたユーモアを交えながら使えます。

人が人の大きさをしている

1,遠くに見ていた人の姿が、間近に見える。 2,子どもが成長した。

暗いときめき

光と闇のカオス。穂村弘さんの表現。

リアリティの皮

穂村弘さんの表現。薄くて剥がれやすくて、向こうの色は少しだけ此岸よりもグロテスク

炭酸水が体液になるまで

鈴木晴香さんの句から。日常の特異性を描くのが上手な方です。

博物館の展示品でも見るような目つき

『月だけが私のしていることを見おろしていた。』より。別に珍しい表現ではないけれど、便利な表現だと思いピックアップした。博物館の展示って、ガラスがとてもキレイに磨かれていて、そこにガラスがあるってことを忘れがちになる。距離は近くとも見えない…